HOME > 活性酸素について教えてください。NO.2

ガンは遺伝子についた傷が原因で起きると考えられています。
活性酸素はすべての細胞の内部で発生しており、遺伝子に傷をつける張本人だとされていますが、それが即ガン発症につながるわけではありません。
他にも化学物質など遺伝子に傷をつけるものがあります。
また私たちのカラダには、ガン抑制遺伝子や免疫システムをはじめとしてガンの発症をくいとめる様々な防止策が備わっています。
しかし、そうした防止策も常に活性酸素の影響を受けています。
防止策が弱ってガンの増殖を抑えきれなくなったとき、はじめてガンの発症ということになります。
したがって活性酸素をできるだけ除去してその害を防ぐことが、ガンの発症や増殖を食い止める方法だと言えるでしょう。
活性酸素は全身の細胞を酸化させ、様々な生活習慣病を引き起こします。
特に動脈硬化を促進します。
活性酸素によって酸化した血管は固くなったゴムホースと同じで、血液の流れが悪くなり、詰まりやすく破裂しやすくなります。
また血液の中のコレステロールや中性脂肪も酸化することで劣化し、血管の内壁にこびりつきやすくなります。
こうして動脈硬化が起きやすくなります。
また中性脂肪が増加する高脂血症や高血圧、またガンも生活習慣病であり、活性酸素と関係があります。
他にも、活性酸素は、糖尿病との関係が深く、インスリンというホルモンを分泌するすい臓の細胞を破壊するのが活性酸素だとされています。
また細胞がインスリンをキャッチする受容体も、活性酸素によって壊れやすいことがわかっています。
つまり発症や病状の進行に活性酸素が深くかかわっているわけです。
活性酸素を除去してその害を防ぐことは、生活習慣病の予防につながるといえるでしょう。
活性酸素はフリーラジカルの一種です。
フリーラジカルとは、ある原子の内部で、核の周囲を回っている電子の一部がペアになっていない(不対電子)状態をさします。
活性酸素は代表的なフリーラジカルですが、他にも塩素、一酸化窒素、二酸化窒素、オゾンなどがフリーラジカルの仲間です。
ただし、医療や健康の話題でフリーラジカルというときには、活性酸素をさすことが多いようです。

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